今は住んでいない家や解体して新しく建替えを検討してる方もいらっしゃるかと思います。
私は家の解体業を10年以上していました、その経験に基づき結論から言いますと一番大きいのは「自分で処分出来るゴミは自分で処分する」です。
物価高も相まって中々高額な解体費用だが、この記事を見ると少しでも節約できる方法、そして工事に入る前の注意点などがわかります。
それではこの理由を見ていきましょう。
費用を抑える方法
自分でゴミを処分する
- 洋服などの衣類
- 食器類や調理器具
- 可燃物(燃えるゴミ)や資源ごみ
これらを自分で処分すると結構違ってきます、まず家を崩す前に中の片付けから大半の業者は入っていくかと思います。
そこに大量のゴミが残っていたら作業に手間がかかり日数や人件費、そして処分費がかかってきます。
この費用を削るには自分で地域のゴミ出しの日とかに処分すればかなり節約できます、何も無い家とある家ではかなりの違いが出てきます。
その他にも助成金などがありますので自治体や役場に問い合わせをしてみましょう。
※熊本県熊本市の場合
見積もりは複数の業者から
一社から見積もりを取るのではなく、数社から取るようにしましょう。
全社全く同じ金額ということはまずないと思いますし、着工日も変わって来るかと思います。
例えると「あっちの電気屋さんはドライヤーの値段は⚪︎⚪︎円なのにこっちの電気屋さんの方が安い!」といった感じです、数十万単位で変わってくる時もありますので確実に行いましょう。
解体前の注意点
現金や貴金属の取り忘れ
私が工事に入った家での話なのですが、そこの家は衣類などのゴミが結構そのままの状態でした。
家の中から片付けに入るのですが現金の取り忘れが結構ありました、主に出てきた所は以下の通り。
- 衣類のポケットの中
- 仏壇にある棚の中
- ソファーなどの隙間
①ポケットの中は、着ていたスーツなどをそのままハンガーに掛けて収納した時に取り忘れてしまうケースがあります。
②仏壇の棚にあるへそくりをそのまま忘れてしまうなど。
③ソファーの隙間はポケットに入れていた小銭が落ちてそのまま隙間に入ってしまうといったケース。
検討中の方は今一度処分する前や解体を頼む前には確認しておきましょう。
もちろん見つけた時は家主さんに報告するのですが、気づかずに一緒に処分してしまう場合もあります。
結構高額な金額だったり結婚指輪などの貴金属なども出て来たりするので注意しておきましょう。
ご近所トラブル
住んでいない家の場合は難しいかもしれませんが、住んでいる家をする場合は家主さんが近所に一言挨拶周りをしておいた方が後々良いかと思います。
現に私も経験した事があるのですが大半の業者は工事前に挨拶しに行きます、しかしいざ解体が始まると近所の方から「家主さんは挨拶に来なかった」など言われることがありました。
トラブル回避のためにもご近所の挨拶周りは家主さんもしておいた方が良いかもしれません。
最後に
片付けといる物の取り忘れを防ぐ観点でも自分で捨てれる物は捨てたり、見積りも色々な業者から取ると自然に節約になっていきますので、この2点は出来るだけ行いましょう。
間に建設屋を挟むとバックマージンを含まれた金額になり高くなる場合があるので直接解体業者に依頼する方が費用を抑える事が出来ます。
無駄な出費を抑えて極限まで安く済ませるようにしましょう。
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